2011年10月07日

ノーベル平和賞

 2011年のノーベル平和賞が、西アフリカ・リベリアで内戦終結後の国家建設に寄与するなどした同国のエレン・サーリーフ大統領ら中東とアフリカの女性3人に授与すると発表されました。
 サーリーフ大統領ら3人に平和賞を授与する理由として「女性の安全と、女性が平和構築作業に全面的に参加する権利を獲得するための非暴力の闘い」を評価しています。
 アフリカからの平和賞受賞は、04年に受賞したケニアの環境問題活動家で、今年9月に死去したワンガリ・マータイさん以来となります。女性もマータイさん以来です。

 1911年にノーベル平和賞を受賞した、オーストリアのアルフレート・フリートは「世界の変化を望まない人は、世界の存続を望まないことになる」と。(『平和の言葉』日本ブックエース)。彼は後の国連につながる平和組織の構築に尽力しました。
 「想像力は知識よりも重要だ。知識には限界があるが、想像力は世界を包み込む」とはアインシュタインの有名な言葉。他者の痛みを理解することが「世界の変化」への一歩ですね。

   

Posted by mc1460 at 19:09Comments(0)TrackBack(0)つぶやき