2013年06月12日
ちんちん電車
かつて東京には、多くの路面電車が走っていました。森鴎外、志賀直哉など、文豪たちも自作に路面電車を綴っています。夏目漱石の名作『三四郎』の主人公は、東京に出てきて「電車のちんちん鳴るので驚いた」というくだりがあります。
今も都内に残る「ちんちん電車」の都電荒川線。新宿区の早稲田から豊島区、北区内を通って、荒川区の三ノ輪橋までの12キロ余りです。自動車と同じ公道の上を進む所もあれば、専用の軌道を通る区間も。下町を縫うように走っています。住宅が近い。暮らしの息遣いが聞こえてきそうです。
今も都内に残る「ちんちん電車」の都電荒川線。新宿区の早稲田から豊島区、北区内を通って、荒川区の三ノ輪橋までの12キロ余りです。自動車と同じ公道の上を進む所もあれば、専用の軌道を通る区間も。下町を縫うように走っています。住宅が近い。暮らしの息遣いが聞こえてきそうです。
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