2016年12月31日

明るい性格

 本年も今日で終わりです。来年もよろしくお願いします。
 さて、「明るい性格は、財産よりももっと尊いもの」と力説したのは、鉄鋼王のカーネギーです。「人間の心も体と同様に、日蔭から日光の照る場所に移るべきであるということを憶えておいていただきたい。陽の当たる場所へ出ようではないか」と呼びかけています。(坂西志保訳『カーネギー自伝』中公文庫)  

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2016年12月30日

助走を開始

 年の初めが寒い時期であることをよしとしたのは、希代のコラムニストといわれた深代惇郎だった。寒さが空気を引き締め、人の身も心も凜とさせる季節こそ、新しい決意で新しい年を迎えるのに、ふさわしい。と語っています。
 真冬に送る年賀状でも、「新春」「迎春」と書きます。これは旧暦の季節感の名残なのですが、そこから人は、喜びあふれる一年に、との思いを受けります。厳冬の中、決意を抱き、鍛錬に励む人の心の中に、希望の春は鼓動を始めるのでしょう。
 昼が最も短い「冬至」を過ぎました。立冬と立春の中間にあたり、これからは、日ごとに昼が長くなっていきます。天の運行は、すでに冬から春へ助走を開始しているのです。  

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2016年12月29日

努力を継続

 はるか昔、中国の春秋時代。斉の国の宰相・晏嬰(晏子)は、博学多識にして、民の心を汲んだ政治を貫き、名声を馳せました。
 彼の本領はどこにあったのか。自らこう語っています。「嬰は人に異ることあるにあらざるなり、常になして置かず、常に行きて休まざる者なり」(山田啄解説『晏子春秋』明徳出版社)。自分は人と変わったところはない。あるとすれば、何事も中途半端にせず、進み続けて休まなかっただけだと。
 努力を継続できる。平凡に見えて、これほど強い生き方はありません。昔も今も。  

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2016年12月28日

一年を悔いなく

 今年も残すところ3日です。“長かった”か“あっという間だった”か、あなたはどちでしょうか。
 フランスの哲学者・ジャネが考案した法則があります。「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢に反比例する」と。
 こんな難しい言い方をせずとも、年齢を重ねるほどに、時間の流れを速く感じるものです。だからこそ、掛け替えのない一日、一年を悔いなく刻みたいものですね。  

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2016年12月27日

一代飛ばし

 ある農家の「おじいさん」の話。ワシらは、昔から『一代飛ばし』で頑張ってきた」と。
 荒れ地を開墾する。適した作物が見つかるまで、何度も失敗を重ねる。時間がかかる。子どもの時代には、無理かもしれない。「一代飛ばし」で、せめて孫の時代には豊かに――そんな思いで、おじいさんは頑張ってきたのだ。
 「林業なんて、最初から、百年後を目指して木を植えてるよ」。はるか遠くの未来を見据えながら暮らしてきた先輩たちに、頭が下がったという。
 きょうも「今」を耕そう。地道な持続のなかに、未来の豊饒は、きっと約束されていると信じて。  

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2016年12月26日

繰り返しの中で

 脚本家の山田太一さんは映画会社の助監督時代、木下惠介監督の脚本を口述筆記していました。寝転んだ木下監督が思考を巡らし、シナリオを語る。一度、口にしたせりふが訂正されることはなく、その才能に舌を巻いたそうです。
 ある時、考える時間が長いなと思ったら、監督のいびきが聞こえてきました。待つ間、自分なりに展開の続きを考え、後でそのアイデアを披露するが、大抵は採用されない。そんな繰り返しの中で山田さんは気付いたという。「自分のつくりたい作品が、監督にぶつかることではっきりしてくる」と。(『その時あの時の今』河出文庫)  

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2016年12月25日

お年玉付き年賀はがき

 今年の残り日数と競争するように、年賀状の筆を走らせている人も多い事でしょう。お世話になった方々への感謝の思い、また、迎える新年が幸多い一年となるよう、願いを込めて・・・・。
 かつて、戦局が悪化した時や、終戦後の昭和の一時期、年賀郵便の特別取り扱いが停止されました。年賀状を出せるということは一つの”平和の証し”といえましょう。取り扱いが再開されるや、音信が途絶えていた知人の消息をつかもうと、人々は筆を執りました。
 そんな中、関西の商人の考案で「お年玉付き年賀はがき」が発売されました。当時の特等はミシンだったそうです。1等は洋服の生地、2等が学童用本革グラブ、3等が学童用洋傘……。
 物資が十分にない時代、子ども服を作ったり、子どもが喜ぶものが景品だったことが、ほほ笑ましいですね。「当たり」の人はもちろんうれしいが、賀状を送ったほうも、少しいいことをした気分になれた事でしょう。
 一葉の便りには、人の気持ちがたくさん詰まっているし、新たな交流が生まれるきっかけにもなります。年の終わりに、思いを込めて、縁する人に、感謝の言葉や抱負をつづりたいものです。  

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2016年12月24日

煙突

 北海道・足寄町に小さな町工場があります。ここで製造される煙突は、結露や結氷を防止できる、国内有数の品質です。この技術を一人で支える職人兼工場長が、創価学会員で地元壮年部の本部長です。彼は、失業して悩んでいた青春時代、信心で奮起して、今の会社に入って以来、この道30年。数千本の煙突を全国に送り出してきました。
 製造過程では、途中まで機械を用いるが、仕上げの微妙な部分は、拍子木でたたいて成型します。「最後に信頼できるのは、培ってきた感性と自分の腕一つです。ほかに取りえはないけれど、これだけは誰にも負けないよ」と、壮年。
 機械も及ばぬ精密な匠の技。それは、受け身の姿勢からは生まれない。大いなる夢と理想を抱き、わが使命の道に打ち込むのに、年齢も環境も関係ないのです。  

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2016年12月23日

年の瀬の風物詩

 年の瀬の風物詩となった「第九」。各地の公演を支えるのは、地方の楽団の活動です。映画「ここに泉あり」にも描かれた群馬交響楽団(群響)はその先駆け。今年、創立71周年を刻みました。
 終戦の年に前身の「高崎市民オーケストラ」が結成されましたが、日ならずして財政難になりました。そこで考えられたのが、学校に出向いて演奏する「移動音楽教室」だったのです。
 山深い村の学校を訪れた時のこと。教師が言ったそうです。“この子どもたちはもう二度と生の音楽を聴くことはないでしょう。しかしラジオで聴くたび、バイオリンはこうして、と演奏を思い浮かべ、今日の思い出は一生残るものになるでしょう”(『愛のシンフォニー』丸山勝廣著、講談社)。誇りの灯が団員の心にともったに違いありません。  

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2016年12月22日

冬季が最も多いそうです

 早いもので今年も、きょうも含め10日となりました。師走は何かにつけて気がせいたり、反対に気が緩んだりして、けがや事故の危険が増す時です。
 特に注意したいのが火災です。火災の発生件数は、暖房器具が使われ、乾燥する12月以降の冬季が最も多いそうです。災禍を防ぐためには「気をつけて!」と、家庭や地域で声を掛け合う努力が肝心です。皆で注意を喚起し、防火への意識を高め合っていくネットワークが、乳幼児、高齢者、障がい者といった「災害弱者」を守る大きな力にもなります。  

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2016年12月21日

音楽の力

 東日本大震災が起きた直後、あるラジオ局に被災者から寄せられた要望で一番多かったリクエストは、「音楽を流してほしい」ということでした。
 ドイツの文豪ゲーテは、死の危機を脱した後の手紙に、こう書いています。時に文豪73歳。「何よりも奇蹟的なことは、ここ数日、私に働きかけた音楽の恐ろしいばかりの力だ!」「(音楽は)固く握りしめたこぶしのようだった私の心を優しく解きほぐしてくれる」(柴田翔訳)と。  

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2016年12月20日

エルトゥールル号

 1890年9月、オスマン・トルコ帝国の使節を乗せたエルトゥールル号が帰国の途中、台風に遭い、和歌山県沖で沈没しました。この時、紀伊大島の島民は、夜通しで救助にあたり、69人の命を救ったのです。
 民族、宗教、イデオロギーのために憎み合い、ときに殺し合うのも人間なら、わが身の危険も顧みず、他者の命を救おうとするのも人間です。「日本人だから」こういう行動ができたのではない。苦しんでいる人を救いたいという「心」に国境はないのです。
 この救出劇はトルコの親日感情をつくった要因の一つといわれます。民衆の真心の行動が、126年の時を経て、二つの国の友情を支えているのです。  

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2016年12月19日

数字

 クイズを一つ。「1日増えると1日減るものは?」。答えは「日めくりカレンダー」です。大みそかに近づくほど、1年の残り日数が減るのが分かり、もう一踏ん張りと心に期す人も多い事でしょう。
 無味乾燥な数字にも、数量以上のものを見るのが人間なのでしょう。作家の吉行淳之介さんは、数字を人になぞらえて語っています。「3っていいね。相手を待っているって感じもあるな(笑)。8になるのをね」(『向田邦子全対談』文春文庫)
 『字通』には、漢字の「五」が「伍と通じ、なかま」の意味を持つとあります。  

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2016年12月18日

日常の道具

 「フェイスブック(FB)」や「ツイッター」などのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、欠かせない日常生活の道具という人も多い事でしょう。
 デンマークの「幸福度研究所」が、FBに関する実験を行いました。共同通信などの報道によると、約1000人を二つのグループに分け、片方に1週間、FBを禁止したところ、そのグループの「幸福だ」と回答した人の割合が、もう片方のグループの回答に比べ、7%上回ったとそうです。
 ITで、多量の情報、多くの人とつながることができても、人生の確かな充実を得るには足りない。「便利」が即、「幸福」とは限らない。その点、西垣通さん(東大名誉教授)の指摘が示唆的でした。「伝達用の『知識』としての言葉は、リアルな実体験や対話・熟議といったコミュニケーションを通して初めて、人間にとって必要な『知恵』の言葉へと発展していく」と。納得  

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2016年12月17日

人間がユニークな理由

 米国のノーマン・カズンズ博士。彼は膠原病を患い、500分の1しか回復の見込みはないと医師から宣告されました。しかし希望を失わず、医学の常識を覆し回復したのです。博士は「人間がユニークな理由」として、「食物だけでなく、希望までも大切なエネルギーに変え得る能力」を挙げています(松田銑訳『生への意欲』岩波書店)
 希望を創り出し、その希望を、人にも贈ることができるのが人間です。  

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2016年12月16日

銀の鈴の音

 19世紀から20世紀にかけて名声を博したフランスの舞台女優に、サラ・ベルナールがいます。〝銀の鈴の音〟とも形容された彼女の声は、レストランのメニューを読み上げただけで、その場にいた全員を泣かせたという逸話が残っています。
 彼女は後年、けがが原因で脚を切断する事態に見舞われましたが、それでも舞台に立ち、歌声で観衆を魅了しました。「声の力」「音楽の力」を信じ抜く心の強さが、人々の心を揺さぶったのでしょう。  

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2016年12月15日

ヒマラヤの写真

 美術史家ルネ・ユイグ氏は池田SGI会長の写真を「眼で詠まれた詩」と評していますが、ネパール写真家協会は「写真文学」と表現しています。マナンダール会長は「池田博士の写真には深い精神性があります。『一瞬の美』を捉えた写真から無限の物語を思い描くことができます」と。
 SGI会長撮影の傑作の一つに、ヒマラヤの写真があります。これはカトマンズ郊外の丘から撮影しました。SGI会長が諸行事を終え、丘に立ったのは夕暮れ時。それまで雲に隠れていたヒマラヤの山々が、劇的に姿を現しました。あかね色の空にシルエットのように浮かび上がる瞬間をカメラに収めたのです。
 「あの丘に行けば、誰もが撮れる写真では絶対にありません」とマナンダール会長。2004年に「自然との対話――池田大作写真展」を母国で鑑賞して以来、SGI会長の写真芸術を追究し続けています。氏は強調しています。「この10年で、池田博士のような写真が撮れたのは、たったの1回だけです」と。  

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2016年12月14日

次には勝つことができるのです

 きのうと同じきょうはありません。人は皆、“初めての挑戦”を繰り返しながら生きています。人生自体が“未知への探検”の連続といえるでしょう。むろん失敗もあります。しかし、それを「不運」の一言で済ませては成長はないのです。「何が足りなかったのか」を深く学んでこそ、次には勝つことができるのです。  

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2016年12月13日

宇宙からの視点

 宇宙の話題には誰もが無条件に胸が躍ります。宇宙から見た地球には国境などなく、民族や国家などの差異を超えて、「人間」という存在に思いをはせるからでしょうか。
 和歌山大学・宇宙教育研究所の尾久土正己教授は、「グローバル」に考えるということは、〝地図上の視点〟で発想することではなく、〝宇宙からの視点〟に立つこと、と述べています。実際、宇宙から地球を眺めた経験を持つ宇宙飛行士に、世界観を変えた人は多いのです。  

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2016年12月12日

石割桜

 およそ400年前、岩の裂け目に落ちてしまった不運な種がありました。だが、種は強かった。劣悪な条件の中で発芽し、成長。やがて岩の裂け目を自分の体で押し広げ、堂々たる大木に育ちました。
 これは岩手県の盛岡市にある「石割桜」の事です。国の天然記念物であります。
 近年、樹勢の衰えが指摘されていた石割桜は震災後、一段と幹を成長させ、傷ついた人々の心に希望を送っています。この冬も花芽をつけ、春を待っています。  

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