2016年01月31日

充実の人生

 創価大学の創立者である池田名誉会長は、かつて、創価大学の野球部に言葉を贈りました。「人間野球に 真の人生の勝利」。これは野球を通して、人間として成長することが大切という意味でしょう。
 「野球人間」ではなく「人間野球」。単語の順序を入れ替えただけで、意味は正反対になります。同じように、ロボットのような「組織人間」ばかりでは、会社や団体は硬直化し、やがて行き詰まってしまいます。情熱を持ち、理想を求める人材が集う「人間組織」であってこそ、永続的な発展の道が開けるのです。「人間」が先であり、何事も「人づくり」から始まります。
 「何のため」を問い続ける姿勢があれば、野球はただのゲームではなく、仕事は、ただの生活の糧を得る手段ではなくなります。自身の人間としての成長をかけるという誓いの中に、充実の人生が輝いていくのです。  

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2016年01月30日

この年は日清戦争の年

 都心を横断するJR中央・総武線に信濃町駅が誕生したのは1894年(明治27年)の事です。その背景には、兵隊や軍事物資の速やかな輸送という軍からの要請もありました。そう、この年は日清戦争の年であるのです。
 時は移り、信濃町駅付近には現在、建て替えが決まっている国立競技場や明治神宮外苑、慶応病院などがありますが、当時は青山練兵場など軍の施設が広がっていました。兵士輸送の軍用引き込み線も延びていました。その痕跡は今日も残っています。いわば〝戦跡〟である。
 写真家の安島太佳由氏は、国内外の戦跡写真を撮り続け、「戦争の悲惨さ、おろかさ、おそろしさ」を実感してほしいと、若い世代に訴えている(『平和を考える 戦争遺産図鑑』岩崎書店) 2020年、東京五輪の時には、戦後75年の夏を迎えます。街は変貌を遂げても、平和を求める人間の心は絶対に変わってはならないと願うものです。  

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2016年01月29日

質の高い努力を継続すれば

 天才とは努力の異名といわれています。それを裏付けるように、一流の域に達した運動選手や芸術家を調べると、平均して1万時間の訓練をしていることが分かった。と、米フロリダ州立大学のエリクソン教授が論じています。
 1万時間とは、1日3時間なら10年に相当します。ただし単に時間を費やせばいいのではなく、この間、熟練した指導者のもと、質の高い努力を継続すれば、才能の有無にかかわらず、トップレベルに到達するとエリクソン教授は論じています。  

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2016年01月28日

リーダーの条件

 「リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものである」とは、経営学の父と呼ばれるドラッカーの言葉です(『プロフェッショナルの条件』ダイヤモンド社)。
 いかなる状況でもやり抜く力。その一貫性を生み出すのは「信念」であり、信念に裏打ちされた「努力」「忍耐」です。今も昔も変わらぬリーダーの条件でしょう。  

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2016年01月27日

歴史を学ぶことは

 「歴史を学ぶことは、史観を養うことだ」とは創価学会・戸田第2代会長の言です。混迷の時代にこそ、歴史を学ぶ意味があります。そして、学びから史観を磨くには、哲学の基盤がいるのです。  

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2016年01月26日

苦境を乗り切る契機

 リーマン・ショック後も続く不安定な経済状況を、どう乗り切るか。日本有数の企業グループで、社内報の編集に携わる社員は、自分の立場でできることを考え、社長に提案しました。それは、全国の工場に社長自ら足を運び、製造現場の従業員と、胸襟を開いて語り合う企画でした。
 快諾した社長は、「現場のことがよく分かる」と喜び、工場の従業員も、課題の解決へ一緒に頭を悩ましてくれることに大満足。社内報のこの企画が、経営トップと現場の距離を縮め、会社が一枚岩で苦境を乗り切る契機にもなったそうです。  

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2016年01月25日

“春”を呼ぶ力

 冬、一見すると動きがないようでも、植物は春への備えを怠らないのです。温度条件が整って一気に伸びる時、土に十分な肥料があり、酸・アルカリの状態が適切でないと、品質のよい収穫物は期待できないのです。
 寒くても、春へと続く冬だからこそ、打てる手を打つ。基礎を固める。それが勝利の因となります。「疾風に勁草を知る」(後漢書)。激しい風が吹いてはじめて、丈夫な草が見分けられます。同じように、人生にあっても〝冬〟に努力を惜しまないことが、福徳の“春”を呼ぶ力となるのです。  

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2016年01月24日

創価学会の歴史

 「どんな立派な人間でも、短所がある。また、どんな癖のある人間でも、長所がある。そこを活かしてあげれば、みな、人材として活躍できるのだ」と創価学会の戸田第2代会長は語っています。広宣流布の大願と、この人材哲学を池田名誉会長が継ぎ、無名の庶民の中から、社会に資する人材を育んでいったのが創価学会の歴史です。  

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2016年01月23日

「母」の字が入る言葉

 「母」の字が入る言葉を思い浮かべてみた。「毎」「海」「貫」――。毎日、海のような愛情を注ぎながら、真面目な生き方を貫くお母さん。その尊さ、ありがたさを、あらためて思います。  

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2016年01月22日

青春とは

 「青春とは人生のある期間ではなく、/心の持ちかたを言う」「年を重ねただけで人は老いない。/理想を失うとき初めて老いる」(作山宗久訳)――この有名な一節を、サムエル・ウルマンは78歳でつづりました。  

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2016年01月21日

なぜ狂わないのか

 NHKの朝の連続テレビ小説で放映された「マッサン」。主人公のモデル、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏は北海道・余市町に蒸留所を築くにあたり、一人の男を迎え入れました。その人は樽作り名人の小松崎與四郎氏。彼に、ウイスキー製造に欠かせない洋樽作りを託したのです。
 洋樽は何枚もの板を合わせ、鉄の輪をかけて固定しますが、何度か再利用すると、木の収縮により〝狂い〟が生じます。だが、この名人の樽は何十年使ってもガタがこなかったという。
 なぜ狂わないのか――秘訣を聞いた評論家の草柳大蔵氏に、小松崎氏は意外な言葉を返しました。「〝名人芸〟よりも仕事の堅いこと、精神の堅いことが必要」「親方とか上に立つものは、身体で堅いところを示さないといけない。隙をみせたら、工場の中はそこから崩れてゆく」(『現代の名人』現代人社)と。  

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2016年01月20日

口論

 学校の教員と保護者が口論になった話です。「うちの子の成績の伸び悩みは、教え方に原因がある」と責める親に教員が反論する。「どうか、勉強をやる気になる躾を……」
 子どもの成長を願わない親も、教員もいません。だが、先の議論に不毛感が漂うのは、何か大切な視点が欠けているからでしょう。  

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2016年01月19日

坂道

 人生は、さまざまなものに例えられますが、坂道もその一つです。上り坂の時は、苦労も多いが、一歩一歩に充実感、達成感があります。だが、何かでつまずき、下り坂と感じる逆境の時こそ、人間の真価は問われるのです。
 下り坂の人生を通して、多くを学んだと語る医師の鎌田實氏は、上り坂の人生を送るには、「生きがい」や「目標」を持ち続け、「絆」を強くすることが必要と訴えています(『下りのなかで上りを生きる』ポプラ新書)。  

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2016年01月18日

21年前の阪神・淡路大震災

 一枚の家族写真があります。皆が笑っている写真です。だが、背景には傾いた自宅が写っています。生きる力を絞り出すために、「笑うしかなかった」。と、落語家の桂文珍さんが、21年前の阪神・淡路大震災のことを、語っています。
 その後、文珍さんは思いが変わったという。地震では壊れない「人との絆」などを大事にしよう。何より芸道を究めようと。人間は自然の猛威にはかなわない。だが、苦しみ、悲しみの中で、生き抜くには何が大切かを深く知ることはできると。  

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2016年01月17日

原点を忘れず

 司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」。ここには明治時代、近代国家の建設へ青雲の志を胸に駆けた青年たちの姿が描かれています。
 明治38年、日本は日露戦争に辛勝。だが昭和に至り、無謀な侵略戦争へと進んで破滅しました。その要因として指導者の傲慢、組織の硬直化等の問題が指摘されています。時代を開いた建国の父たちが国の行く末を見つめ、全力を挙げていた時代はよかった。しかしそれがなくなると亡国への坂を落ちてしまったのです。
 建設は死闘、破壊は一瞬。この歴史は建設と共に「継承・発展」の難しさを教えています。草創のエネルギーを持ち続ける組織は、永遠に発展します。だが世代交代と共に、そうした力は失われがちです。だからこそ原点を忘れず、精神性を継承する努力が重要となるのです。  

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2016年01月16日

町の復興を引っ張っていった

 「フラガール」で有名な福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が15日、創業51年目を迎えました。東日本大震災では〝復興の象徴〟ともなった同施設。避難所への慰問から始まったフラガールの「全国キャラバン」の様子は映画にもなり、その姿に勇気をもらった人も多い事でしょう。
 ハワイアンズは、開業自体が「復興」を使命にしていました。かつて炭鉱で栄えた、いわき市の常磐地区。エネルギーの主役が石油に移り徐々に活気を失っていきました。この危機を救ったのが、前身の「常磐ハワイアンセンター」でした。
 炭鉱では迷惑な存在に過ぎなかった、地下から湧き出る温水を利用した施設です。炭鉱作業員らが従業員に、その娘たちがフラガールになり、失敗の予想を覆して、町の復興を引っ張っていったのです。  

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2016年01月15日

「北の鉄人」と「成人の日」

 「北の鉄人」と呼ばれた新日鉄釜石ラグビー部が7連覇を達成したのは1970、80年代の事でした。当時、日本選手権決勝は「成人の日」だった1月15日に開催されていました。グラウンドに君臨する鉄の男たち。スタンドには、晴れ着姿の新成人と色とりどりの大漁旗。そんな新春の風景が、かつてあったのです。
 釜石で日本初の近代製鉄が成功したのは、今の暦でいうと1858年の1月15日。鉄の歴史に灯がともった日と、そこで鍛える男たちの輝いた日々の符合が、感慨深いですね。  

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2016年01月14日

『朝に勝つ』ことが勝利の基

 日本を代表する実業家・松下幸之助氏は言っています。「毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい」(『道をひらく』PHP研究所)
 創価学会の池田名誉会長が、若き時、師匠の戸田第2代会長から諸学を学んだのも、早朝でした。みずみずしい朝の心と頭に、新しい知識が次々と満たされていったに違いありません。この「戸田大学」開始から、本年は66周年を迎えます。松下氏と肝胆相照らすように語り合った名誉会長も常々、「人生、『朝に勝つ』ことが勝利の基である」と強調しています。  

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2016年01月13日

ブックロード

 富岡製糸場が世界遺産に登録された一昨年6月、同時期に登録された遺産に「シルクロード 長安・天山回廊の交易路網」があります。
 これは、絹の道(シルクロード)が通っていた中国、カザフスタン、キルギスの3国が共同で申請したもので、かつてない規模の世界遺産となりました。
 絹の道は長安からさらに東へ、奈良まで伸びていたとする見方もありますが、中日交流史を研究する王勇氏は、中国と日本をつないだ道を「ブックロード(本の道)」とする視点を提示しています。
 その根拠として、中国を起源にして、絹は東へ西へ広まったが、漢文の書籍は、専ら東へ伝播しました。漢訳の「妙法蓮華経」も、そうして日本に伝わりました。
 また、進んだ大陸文化を求めて、遣隋使や遣唐使が海を渡りました。貴重な漢文書籍を手に入れるため、皇帝からの高価な下賜品を現地で全て換金して充てたこともあったといわれています(『奈良・平安期の日中文化交流』農山漁村文化協会)  

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2016年01月12日

リンカーンの演説

 本年はリンカーンの「ゲティスバーグ演説」から153年たちます。リンカーンの演説は「人民の、人民による、人民のための政治を」の一節が有名ですが、その前に述べたのは建国の功労者への感謝でした。「全力を尽して身命を捧げた、偉大な主義に対して、彼らの後をうけ継いで、われわれが一層の献身を決意する」と(高木八尺・斎藤光訳『リンカーン演説集』岩波文庫)  

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