2016年01月16日

町の復興を引っ張っていった

 「フラガール」で有名な福島県いわき市のレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が15日、創業51年目を迎えました。東日本大震災では〝復興の象徴〟ともなった同施設。避難所への慰問から始まったフラガールの「全国キャラバン」の様子は映画にもなり、その姿に勇気をもらった人も多い事でしょう。
 ハワイアンズは、開業自体が「復興」を使命にしていました。かつて炭鉱で栄えた、いわき市の常磐地区。エネルギーの主役が石油に移り徐々に活気を失っていきました。この危機を救ったのが、前身の「常磐ハワイアンセンター」でした。
 炭鉱では迷惑な存在に過ぎなかった、地下から湧き出る温水を利用した施設です。炭鉱作業員らが従業員に、その娘たちがフラガールになり、失敗の予想を覆して、町の復興を引っ張っていったのです。  

Posted by mc1460 at 11:46Comments(0)TrackBack(0)つぶやき