2016年01月06日
民衆の不屈の建設の歴史
福島・宮城県の被災地の歴史史料を残すプロジェクト。これは地震、津波で被災した民家の蔵などから、古文書を救出し、デジタル画像で残そうという作業です。
プロジェクトのリーダーが語っています。「過去の歴史から、未来の希望を発見する作業です」。例えば1611年12月、マグニチュード8・1の地震が起き、北海道から三重県までが被害を被った。岩手県の田老と大船渡では津波が20メートルに達したと推定されている。ところが、宮城県で発見された古文書から、この時、津波に襲われた地域で、数年後には新田の開発が進んでいた、ということが分かった。史料からうかがえる、民衆の不屈の建設の歴史――それは、今、被災地の人々にとって、未来への希望となる事でしょう。
プロジェクトのリーダーが語っています。「過去の歴史から、未来の希望を発見する作業です」。例えば1611年12月、マグニチュード8・1の地震が起き、北海道から三重県までが被害を被った。岩手県の田老と大船渡では津波が20メートルに達したと推定されている。ところが、宮城県で発見された古文書から、この時、津波に襲われた地域で、数年後には新田の開発が進んでいた、ということが分かった。史料からうかがえる、民衆の不屈の建設の歴史――それは、今、被災地の人々にとって、未来への希望となる事でしょう。