2012年05月24日

生きる意味

 バブル経済が崩壊し、90年代の日本は、経済不況に陥いりました。この期間を、「失われた10年」と評されますが、失ったのは「経済」ではなく、「生きる意味」であると、上田紀行氏は指摘しています(『生きる意味』岩波新書)
 何のための人生なのか。「生きる意味」の喪失とは、この「何のため」という問いを、ないがしろにしてきた結果であろう。その弊害が今、社会のあちこちで噴出しています。
 確固たる目的観のない生き方は、荒海を、羅針盤もなく漂うようなものです。また、目的の高低浅深は、歴然とした人生の“差”となって表れてきます。

上田紀行
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E7%B4%80%E8%A1%8C  

Posted by mc1460 at 14:12Comments(0)TrackBack(0)つぶやき