2018年10月24日

JR九州

 旧国鉄の民営化から本年ではや31年です。大都市圏を擁する本州に比べ、多くの赤字ローカル線を抱えていたJR九州は当初、将来を不安視されていました。
 さまざまな営業努力を重ねた同社は、一昨年10月、ついに株式上場を果たしました。その躍進を支えた同社の“合言葉”は「本気で『日本一』『世界一』を目指す」だそうです。
 予約が取れないほど人気の寝台列車「ななつ星」では、運行の1年前に乗務員を決め、徹底して研修しました。韓国の釜山と福岡を結ぶ高速船事業は、10年計画で社員の船員資格取得から始めたそうです。鉄道事業の「サービスの基本39カ条訓」に「電話に出る時の声のトーンは、ドレミファソの『ソ』の音で」と明記するなど、細部まで“世界一”を目指しました(唐池恒二著『本気になって何が悪い』PHP研究所)  

Posted by mc1460 at 11:45Comments(5)TrackBack(0)つぶやき