2018年10月10日

万国共通です

 54年前の1964年10月10日、東京五輪の開会式でした。秋晴れの国立競技場には、過去最多となる94カ国・地域の旗が掲げられました。ひときわ誇らしく翻ったのは、戦後、植民地からの独立を遂げたアフリカ諸国の新国旗。さらに2週間後の閉会式では、この日、独立を果たしたザンビアの選手たちが真新しい旗を手に行進したのです。
 半世紀前の五輪は、戦後の〝新たな世界の到来〟を告げる祭典ともなりました。その後も新しい国々が生まれています。2年後の東京五輪では、いくつの旗を迎えるでしょうか。
 国旗のない国はありません。そして各国の旗には、それぞれ深い意味が込められています。一つの旗を掲げ、力を合わせて良い国をつくろうと願う心は、万国共通です。
  

Posted by mc1460 at 11:39Comments(7)TrackBack(0)つぶやき