2015年09月23日

雑草

 一口に「雑草」といいいますが、それぞれに、きちんと品種名があるそうです。人間が使う土地に生え、農業生産に直接、間接に損害を与えるので、人間の都合で「雑草」と呼ばれるだけだそうです。
 その共通の特性は、成長が早く、速やかに開花できる、長期にわたって種子生産ができる、不良環境下でも種子を生産する、などがあります(稲垣栄洋『雑草は踏まれても諦めない』中公新書ラクレから)。
 これから冬を越す多年生雑草の場合、人間が耕す深さより下の土壌に休眠している芽もあるそうです。雑草には、栽培種とは比較にならない「生き抜く強さ」があるのです。  

Posted by mc1460 at 11:46Comments(0)TrackBack(0)つぶやき