2015年09月10日

詩人プーシキン

 民衆の声を代弁し続けたロシアの詩人プーシキン。彼の「民に寄り添う心」を育んだのは、乳母アリーナといわれます。彼女はプーシキンに民話や格言を通し、庶民に語り継がれる〝人としての正しい生き方〟を教えました。
 プーシキンは、権力による迫害の中で数々の傑作を紡いだ。その渦中、彼の味方であり続けたのもアリーナでした。飾らない、愛情あふれる助言が、横暴に屈しない強さと優しさを、彼にもたらしたのです。  

Posted by mc1460 at 12:06Comments(1)TrackBack(0)つぶやき