2015年09月15日
一生修業
厳しさに耐え、ひとすじの道を貫き続けた人には、いぶし銀のような輝きがあり、言葉に味わいがあります。
小野二郎氏は、オバマ米大統領が立ち寄った東京・銀座の店で腕を振るう、88歳(当時)のすし職人です。予約の時間に合わせてご飯を炊き分け、出来上がった瞬間に、一番おいしく味わえるように仕上げる。「止まったらそこで終わり。自分がこの仕事を終わるまでは、一生修業」と氏。妥協なき挑戦が、最高の味をつくる(『江戸前の流儀』小松正之監修、中経出版)
小野二郎氏は、オバマ米大統領が立ち寄った東京・銀座の店で腕を振るう、88歳(当時)のすし職人です。予約の時間に合わせてご飯を炊き分け、出来上がった瞬間に、一番おいしく味わえるように仕上げる。「止まったらそこで終わり。自分がこの仕事を終わるまでは、一生修業」と氏。妥協なき挑戦が、最高の味をつくる(『江戸前の流儀』小松正之監修、中経出版)