2015年09月07日

新時代の夜明けを開いた

 大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台。「西の小京都」と称される山口・萩市。ここにある、道の駅「萩往還」には、幕末の思想家・吉田松陰を中心に、高杉晋作、久坂玄瑞ら門下生の銅像群が立ち並んでいます。
 今年は松陰没後156年です。刑死の前日につづられたのが、遺言の書「留魂録」。死を覚悟した松陰は、「頼むぞ、心の底から頼むぞ」と、後事を弟子に託す言葉を紡ぎ続けました(奈良本辰也著『吉田松陰著作選』講談社学術文庫)。
 遺志を受け継いだ弟子たちが、新時代の夜明けを開いたのです。  

Posted by mc1460 at 11:12Comments(1)TrackBack(0)つぶやき