2012年07月13日

名前で呼んでもらえるとうれしいものです

 こんな経験はありませんか? 知人とばったり再会しました。「○○さん、お久しぶりです・・・・・・」 以前、あいさつを交わした程度なのに、名前で呼んでもらえるとうれしいものです。一気に距離が縮まり、対話が弾みます。反対に、相手の名前が思い出せず、冷や汗をかくこともあります。
 名前は当人にとって、とても大切な響きを持ちます。名前を呼ぶことは、相手の人格を認めることであり、実りあるコミュニケーションには欠かせないものです。
 ある有名ホテルの元支配人によると、最高のもてなしには、“客の名前を覚えることが必須”だそうです。名前が出てこない人には、なかなか心が行き届かないからだそうです。彼は、お客様ノートを用意し、相手の名前と特徴を書き留め、繰り返し覚えました。さらに車、性格、好み、誕生日、会話内容までも記していった(林田正光著『エクセレント・サービス』PHP研究所)。別の接客の達人は、名前に加え、表情や声、歩き方、会った時間や天気なども、一緒に記憶するという努力をしているそうです。さすが!!  

Posted by mc1460 at 11:47Comments(1)TrackBack(0)つぶやき