2012年07月09日
ルビ
活字は、かつて宝石のように大切に扱われていました。それを裏付けるように英国では、活字の大きさを小さい順に、ダイヤモンド、パール、ルビー、エメラルドと、宝石で表現していました。
日本では標準文字の大きさを「5号」、その半分を「7号」と言っています(数字が大きいほど小さな活字)。その中で主に振り仮名に用いられた「7号」が英国の「ルビー」とほぼ同じ大きさだったため、振り仮名を「ルビ」と呼ぶようになったそうです。
明治の文明開化以来、新聞をはじめ多くの文書、書物でルビが活躍しました。中には別の文字を添えなければ分からないのは“国語として不名誉”などと、ルビ廃止を唱える知識人もいましたが、時代を経て、ルビは民衆の圧倒的支持を受け、今に至っています。
日本では標準文字の大きさを「5号」、その半分を「7号」と言っています(数字が大きいほど小さな活字)。その中で主に振り仮名に用いられた「7号」が英国の「ルビー」とほぼ同じ大きさだったため、振り仮名を「ルビ」と呼ぶようになったそうです。
明治の文明開化以来、新聞をはじめ多くの文書、書物でルビが活躍しました。中には別の文字を添えなければ分からないのは“国語として不名誉”などと、ルビ廃止を唱える知識人もいましたが、時代を経て、ルビは民衆の圧倒的支持を受け、今に至っています。