2012年07月15日

内面を見つめる「鏡」

 こんなアンケートがありました。〝あなたは、一日に何回、鏡を見ますか?″。10代後半の男性に聞いた調査では、平均が13・7回。中には「100回以上」という答えもあったそうです。
 自分を映す鏡。外見をながめるのももちろん必要ですが、内面を見つめる「鏡」も必要でしょう。これは親や先輩も「鏡」となります。忌憚なく接するなかで、自分の姿も見えてきます。真摯な自己省察は、成長へのバネとしていくこともできることでしょう。
 ストレスの多い社会です。自分を「見つめる」ための鏡は、だれにでも必要でしょう。とともに、自分を見つめ直す〝時″を、一日の生活の中でもつことが大切になってきます。
 心理学では、ストレスを克服していく上で、次の五つの大事な点を指摘しています。①立ち止まる②見つめる③気づく④選択する⑤成長する。(『創発的健康観のすすめ』木暮信一著)何か壁にぶつかったとき。まずは立ち止まって、自分の内や外を冷静に見つめ直してみる。そこでハッと気づく。そのことをもとに、自分の進むべき道を選び、壁を乗り越えて成長していくということです。

  

Posted by mc1460 at 17:44Comments(0)TrackBack(0)つぶやき