2011年11月30日
女性の特質
先日終わったNHK大河ドラマ「江」。ドラマは徳川2代将軍・秀忠の妻である江の生涯を描いていました。江は信長の姪で、秀吉の義妹、家康の義娘と複雑な環境の中、戦国から江戸への移行期を、その中枢で生き抜いた希有な女性です。
原作の著者・田渕久美子氏はドラマの副題「姫たちの戦国」に込めた思いをこう述べています。「愛しい人が、明日にも戦で死ぬかもしれない、そんなひりひりと切迫した時代、女たちはただひとえに争いのない日々を思い、恒久的な泰平を願っていたのではないだろうか」と。
女性の特質の一つは「愛する」ことです。男が名誉や利害のために戦う一方、女性には愛する人々を守る“戦い”がありました。しかし、女性は戦乱を嘆き、平安を祈るだけの歴史の脇役ではないことを江の生涯を通して私たちに語り続けてくれました。
原作の著者・田渕久美子氏はドラマの副題「姫たちの戦国」に込めた思いをこう述べています。「愛しい人が、明日にも戦で死ぬかもしれない、そんなひりひりと切迫した時代、女たちはただひとえに争いのない日々を思い、恒久的な泰平を願っていたのではないだろうか」と。
女性の特質の一つは「愛する」ことです。男が名誉や利害のために戦う一方、女性には愛する人々を守る“戦い”がありました。しかし、女性は戦乱を嘆き、平安を祈るだけの歴史の脇役ではないことを江の生涯を通して私たちに語り続けてくれました。