2011年11月26日

声は力

 中国・周恩来総理の逸話。総理が搭乗した専用機が着陸の態勢に入ろうとした時のこと。空港が一斉に停電してしまった。動揺を隠せないパイロットに総理は言い放ったそうです。
 「私は何も心配していません。皆さんが困難な着陸を見事に成し遂げることを、私は断じて信じています!」。その声にパイロットたちの不安は吹き飛び、かすかな光を頼りに無事、飛行機は着陸したそうです。

 この逸話にもあるように、人は災害等に襲われると、目の前が真っ暗になり、さらに騒音や臭いなどで気が動転してしまいます。そんな時、人をパニックから救うのが“人間の声”です。
 緊急の現場で「誰かいますか」と叫ぶ。「大丈夫ですか」と励ます事が重要です。ゆえに日頃から声を掛け合う習慣を地域に広げていくことが大切ですね。


  

Posted by mc1460 at 18:24Comments(0)TrackBack(0)つぶやき