2011年11月04日

人間の生命力

 「あなたの病気は重い。残念ですが非常に厳しい状況です」。医師からの衝撃的な宣告に接した時、人間はどう反応するのでしょうか
 「もう駄目だ」と打ちひしがれてしまえば、人の体は本当に急速に衰えてしまいます。反対に「絶対に治す!」と決意した人は実際に回復する可能性が高い――これは“米国の良心”と呼ばれたノーマン・カズンズ氏の主張です。
 彼自身、50歳で膠原病(こうげんびょう)に、そして65歳で心筋梗塞(しんきんこうそく)に倒れました。しかし、彼はいずれも医師の予測を覆して全快しました。なぜか? 彼は断言しますー「生きようという強い意志がからだのなかの製薬工場を活発に働かせる」(上野圭一ほか訳『ヘッド・ファースト』)と。
 人間の体には本来、病気と闘う力が備わっています、自然治癒力です。それを引き出す原動力こそ希望であり信念です。これが医科大学院教授を務めたノーマン・カズンズ氏の結論でした。

 仏法ではこのような生命状態を「色心不二」と説いています。すなわち、心と体は一体であると。
わが心に「希望の太陽」が輝いてこそ病魔の闇を打ち払うことができます。高度な医療や薬を生かすのも根本は人間の生命力なのです。

ノーマン・カズンズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%B3%E3%82%BA
  

Posted by mc1460 at 11:41Comments(0)TrackBack(0)つぶやき