2018年11月29日
「プロ」と呼ぶのでしょう
これがあれば「誰もが、言葉を超越した詩人やコミュニケーションの名手に生まれかわる」――そう言われて、何を思い浮かべるでしょうか。北海道東川町は、それは「写真」だと宣言しています(「写真の町宣言」)
大雪山国立公園がある同町では、国際写真フェスティバルを開くなど、写真文化を通して町づくりを進めてきました。昨年、公開された映画「写真甲子園 0・5秒の夏」も、同町が舞台。全国の高校生が競う大会は、この町で四半世紀続いているそうです。
世界自然遺産の知床を撮り続けた写真家の綿引幸造氏は、「心から感動するような光景に出あうことは、なかなか難しい」と言っています。だから、1枚を撮るために、吹雪の中、10日間、あるいはそれ以上、通うこともあるそうです。そして、雲や太陽光が絶妙の景色をつくり出す「ある一瞬」に、初めて「自分の納得いく“最高の絵”が撮れる」と。
技術だけではなく、たった1枚の写真に、そこまで悩み、手間を掛け、思いを込める人のことを「プロ」と呼ぶのでしょう。
大雪山国立公園がある同町では、国際写真フェスティバルを開くなど、写真文化を通して町づくりを進めてきました。昨年、公開された映画「写真甲子園 0・5秒の夏」も、同町が舞台。全国の高校生が競う大会は、この町で四半世紀続いているそうです。
世界自然遺産の知床を撮り続けた写真家の綿引幸造氏は、「心から感動するような光景に出あうことは、なかなか難しい」と言っています。だから、1枚を撮るために、吹雪の中、10日間、あるいはそれ以上、通うこともあるそうです。そして、雲や太陽光が絶妙の景色をつくり出す「ある一瞬」に、初めて「自分の納得いく“最高の絵”が撮れる」と。
技術だけではなく、たった1枚の写真に、そこまで悩み、手間を掛け、思いを込める人のことを「プロ」と呼ぶのでしょう。