2014年11月24日
土の恩恵
茶色と黒だけと思ったら、ピンクやオレンジ、赤に紫、青や緑……日本の「土」の色は驚くほど多彩です。そして、土は思ってもみない所で、私たちの生活を支えている(栗田宏一著『土のコレクション』)
例えば、白い土を混ぜた紙は、滑らかになって書きやすく、印刷もきれいになります。また、胃薬や化粧品に使われ、胃壁や肌を守ってくれるなど、効用は多岐にわたっています。しかし、辞書を見ると、土は「価値のないもの、いなか者」(日本国語大辞典)との意味もあるそうです。これは、存在が自然すぎて、その恩恵に気づかないということなのでしょうか。
例えば、白い土を混ぜた紙は、滑らかになって書きやすく、印刷もきれいになります。また、胃薬や化粧品に使われ、胃壁や肌を守ってくれるなど、効用は多岐にわたっています。しかし、辞書を見ると、土は「価値のないもの、いなか者」(日本国語大辞典)との意味もあるそうです。これは、存在が自然すぎて、その恩恵に気づかないということなのでしょうか。