2014年11月13日

動かない

 日常生活が“不活発”になることが原因で、心身の機能が低下する「生活不活発病」があります。2004年の新潟県中越地震で、被災した約3割の高齢者の歩行機能が低下したことから、注目され始めました。
 これは、災害時だけに起こる病気ではありません。国立長寿医療研究センターの大川弥生部長は、“定年退職や転居などをきっかけに、「外の世界とのかかわり」が減ることでも、起こりえる”と指摘しています。その解決策として“「社会参加」が活発で、充実した人生を送ることで、自然に生活不活発病が予防されている状態が理想的”と訴えています(『「動かない」と人は病む』講談社現代新書  

Posted by mc1460 at 11:35Comments(0)TrackBack(0)つぶやき