2013年02月02日

家臣の心

 「歴女」とは、歴史好き、歴史通の女性をいいます。その一人、“博多の歴女”として活躍する白駒妃登美さん。彼女の共著『人生に悩んだら「日本史」に聞こう』(祥伝社)に、戦国武将の蒲生氏郷と家臣の心温まる物語が紹介されています。
 戦の後、家臣に十分な恩賞を与えることができなかった時、氏郷は一人ずつ城に呼び、自分と同じ食事をふるまい、自分用の風呂に入れたそうです。しかも、自ら薪をくべた。一城の主が風呂をたくなどあり得ない時代にです。その氏郷の振る舞いに、家臣たちは感激しましたた。労に報いたいという氏郷の思いが、家臣の心に響いたのです。  

Posted by mc1460 at 11:13Comments(0)TrackBack(0)つぶやき