2012年12月10日

人生の節目の儀式

 夫婦円満の秘訣に触れ、ある俳優がテレビで語っていました。曰く、「我が家には結婚指輪が三つあります。20年、30年の節目にも贈ったから、贈るたびに、結婚当時の思いに立ち返る」と。その日が、新たな二人の旅立ちになったそうです。
 指輪とはいかないまでも、ささやかでも人生の節目に儀式を行うのは大切なことでしょう。日本には、多くの慣習やしきたりがあります。一例を挙げれば、桃の節句、端午の節句、七五三といった子どもの成長を祝う行事も多くあります。このような機会に、時には家族3世代が顔を合わせ、絆を強めるきっかけにもなることでしょう。高齢者のお宅を訪ねると、そんな節目に写した写真から、話が弾むことも・・・・
 『まいにち、うきうき。和の暦』(朝日新聞出版)を著した絵本作家の堀川波氏は”日本の年中行事は、家族の幸せ、自然への感謝に結びついているから素晴らしい”と指摘しています。  

Posted by mc1460 at 11:32Comments(0)TrackBack(0)つぶやき