2011年12月13日

望遠鏡が宇宙を変えた

 先日、皆既月食が日本列島の津々浦々で見れました。冬の星天は、ひときわ美しいものです。またたく光は、はるか彼方から長遠な時間を経て、私たちに降り注ぎます。宇宙は壮大ですね。その探究の旅は約400年前、イタリアのガリレオ・ガリレイが“筒眼鏡”を夜空に向けた時から加速しました(リチャード・パネク著『望遠鏡が宇宙を変えた』東京書籍)

 ガリレオの“筒眼鏡”からは、月面の山や谷、無数の星の集合だった天の川が――。これは当時の天文学の常識を覆す発見でした。しかし、周囲の眼は冷ややかでした。中には“彼が筒眼鏡に惑星を張り付けたのだ”と難癖をつける者もいたようです。
 “あり得ない”という世の人々の固定観念。しかし、ガリレイら学者たちは自身の信念を貫きました。彼らの真理探究への執念が、新たな発見を生み出す原動力となったのです。

ガリレオ・ガリレイ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%A4  

Posted by mc1460 at 11:58Comments(0)TrackBack(0)つぶやき