2019年01月31日

印象に残った

 大学に進み、実家のある福岡県を離れた青年の元に、母親から毎日、地元紙の北九州版のページが送られてきました。青年は、故郷の様子を知らせてあげたいという親心と受け止めました。“青年”は後年、大手ビール会社の社長も務めた福地茂雄さんです。
 数ある思い出の中から、これを選んで書籍『母を語る』(NHKサービスセンター)で紹介しています。よほど強く印象に残ったのでしょうだろう。経営の一線から退いた福地さんが、文化活動に力を入れたのも、常に庶民の暮らしに目を向けさせた、母のおかげかもしれませんね。  

Posted by mc1460 at 11:40Comments(7)TrackBack(0)つぶやき