2019年01月02日

次に進む一歩が始まっているのです

 時計を見て、考えました。“午後11時59分59秒の1秒後は……”。その瞬間は、一日の総決算であり、新たな一日の始まりでもあるのです。瞬間瞬間に、過去の結果が表れ、未来の因が築かれるという冷厳なる事実が凝縮されています。
 ゲーテの至言に「いつかは終局に達するというような歩き方では駄目だ。その一歩々々が終局であり、一歩が一歩としての価値を持たなくてはならない」(亀尾英四郎訳。現代表記に改めた)とあります。実際、右足で大地を踏みしめた時、左足のかかとは浮いています。一歩を刻んだと同時に、次に進む一歩が始まっているのです。  

Posted by mc1460 at 08:00Comments(3)TrackBack(0)つぶやき