2019年01月15日

紙面が瞬時に世界を駆け巡る時代

 かつての活版印刷も知る人は少なくなってきました。
 活版とは「活字版」のことです。削った金属型に鉛などを流し込んで作った字が「活字」。1字ずつ活字を拾い、組み上げた活字版で大量印刷する。15世紀にグーテンベルクが発明して以来、出版物の主要な印刷方式となりました。
 聖教新聞も1988年(昭和63年)まで、この方式で紙面を作っていました。池田先生を聖教新聞本社に迎え、コンピューター化された紙面制作システムの始動式を行って、今月18日で31年となります。コンピューター化されたおかげで、印刷直前まで編集作業が可能となるなど、紙面の質が格段に上がりました。
 海外の友がよく「日本時間の午前5時が毎日待ち遠しい」と言っています。「セイキョウオンライン」が、日本時間の午前5時に、その日の内容に更新される時間だからです。活字がデジタルになっただけでなく、紙面が瞬時に世界を駆け巡る時代となりました。  

Posted by mc1460 at 10:00Comments(1)TrackBack(0)つぶやき