2019年01月23日

基本を示す言葉

 「カメラは足し算、写真は引き算」といわれます。これひ、写真をうまく撮るための基本を示す言葉です。
 「カメラは足し算」とは、レンズやストロボ等の付属品も含めたカメラの機能のこと。足せば足すほど、さまざまな状況の変化に対応でき、思い通りの撮影が可能になります。片や、「写真は引き算」とは、シャッターを切る際、不要なものがフレームに入らないようにすることです。余計なものを引いたぶん、残った〝本当に写したいもの〟が際立ちます。
 写真に限らず、これは物事全般に通じます。足し算とは「事前の準備」にあたり、引き算とは「実践の現場」にあたるといえるでしょう。事に臨んでは、十分に準備を重ね、実際の行動では、その準備の中から、必要なものを適切に選択することが大切になるのです。  

Posted by mc1460 at 10:49Comments(22)TrackBack(0)つぶやき