2015年10月10日
いくつの旗
51年前の1964年10月10日。この日は東京五輪の開会式でした。秋晴れの国立競技場には、過去最多となる94カ国・地域の旗が掲げられていました。ひときわ誇らしく翻ったのは、戦後、植民地からの独立を遂げたアフリカ諸国の新国旗です。さらに2週間後の閉会式では、この日、独立を果たしたザンビアの選手たちが真新しい旗を手に行進しました。
半世紀前の五輪は、戦後の〝新たな世界の到来〟を告げる祭典ともなったのです。その後も新しい国々が生まれ、ロンドン五輪には204カ国・地域が参加しました。5年後の東京五輪では、いくつの旗を迎えるのでしょうか。
半世紀前の五輪は、戦後の〝新たな世界の到来〟を告げる祭典ともなったのです。その後も新しい国々が生まれ、ロンドン五輪には204カ国・地域が参加しました。5年後の東京五輪では、いくつの旗を迎えるのでしょうか。