2015年10月03日
励ましのメッセージ
昨日10月2日は、国連が定める「国際非暴力デー」でした。1869年のこの日、非暴力を貫いたインド独立の父マハトマ・ガンジーが誕生したことにちなんでいます。
ガンジーは、独立運動の同志と共に、朝夕の2度、祈りをささげるのが常でした。その際、彼が唱えていた祈りの言葉をまとめた冊子があります。冊子には、インドのタミル文字など二つの文字で、「南無妙法蓮華経」と3回ずつ音写されています。ガンジーが南無妙法蓮華経の題目を祈りに取り入れていた――このことは、彼と交友を結んだ父をもつロケッシュ・チャンドラ氏(インド文化国際アカデミー理事長)も述べていますが、それを示す資料として注目を集めています。
ガンジーは、「祈り」についてどう考えていたか。冊子には、彼の言葉が記されています。「祈りに参加する人々が、これを単なる趣味だと思わないことを願う」「(祈る者は)託された使命を成し遂げようとする者である」と。座して瞑想するだけではない。祈りを通じ、わが人生の使命に目覚め、現実変革への行動に生きる――その考え方はまさに法華経に脈打つ精神と響き合います。“祈りは人間を偉大にする”との励ましのメッセージなのです。
ガンジーは、独立運動の同志と共に、朝夕の2度、祈りをささげるのが常でした。その際、彼が唱えていた祈りの言葉をまとめた冊子があります。冊子には、インドのタミル文字など二つの文字で、「南無妙法蓮華経」と3回ずつ音写されています。ガンジーが南無妙法蓮華経の題目を祈りに取り入れていた――このことは、彼と交友を結んだ父をもつロケッシュ・チャンドラ氏(インド文化国際アカデミー理事長)も述べていますが、それを示す資料として注目を集めています。
ガンジーは、「祈り」についてどう考えていたか。冊子には、彼の言葉が記されています。「祈りに参加する人々が、これを単なる趣味だと思わないことを願う」「(祈る者は)託された使命を成し遂げようとする者である」と。座して瞑想するだけではない。祈りを通じ、わが人生の使命に目覚め、現実変革への行動に生きる――その考え方はまさに法華経に脈打つ精神と響き合います。“祈りは人間を偉大にする”との励ましのメッセージなのです。