2014年06月30日
アジサイ
アジサイの色は、土壌の違いや開花後の日数によって変わります。別名は「八仙花」「七変化」。日本で生まれた園芸品種で、奈良期からあったといわれる。だが『万葉集』では詠まれたものの、平安末期まで文学に登場していません。理由として、色の変化が“心変わり”の象徴とされ、近世まで敬遠されてきたと分析されています。
一方、日本から中国に渡り、やがて伝わった欧州では、色の変化が珍重された。同じ花でも、所により、時代によって捉え方は多様です。
一方、日本から中国に渡り、やがて伝わった欧州では、色の変化が珍重された。同じ花でも、所により、時代によって捉え方は多様です。