2014年06月01日
ラグビー
2019年にワールドカップ日本大会を控えるラグビー。一昨年6月、日本人初の国際ラグビーボードの殿堂入りを果たしたのが、元日本代表の坂田好弘氏です。彼は32歳で現役引退後、昨春まで36年間、大阪体育大学監督を務めました。
同大学は1985年以降の7年間で関西大学Aリーグを4度制覇しましたが、その後は優勝から遠ざかっています。そんな時、氏はニュージーランドへ。全く未経験の子どもたちにラグビーを教えたそうです。
どう指導するか悩んだ末、一緒に遊ぶことにした。教えるのをやめ、いきなりゲームをしたのです。子どもは口で説明するより、ずっと早く上達したそうです。この経験を通し、氏は「言葉だけでは忘れてしまう。見せてもらえば記憶に残る。一緒にやらせてもらうと理解する」という“コーチングの極意”を再確認しました。大学で実践に移し、関西王者に返り咲いた(『心で見る』ベースボール・マガジン社)。
同大学は1985年以降の7年間で関西大学Aリーグを4度制覇しましたが、その後は優勝から遠ざかっています。そんな時、氏はニュージーランドへ。全く未経験の子どもたちにラグビーを教えたそうです。
どう指導するか悩んだ末、一緒に遊ぶことにした。教えるのをやめ、いきなりゲームをしたのです。子どもは口で説明するより、ずっと早く上達したそうです。この経験を通し、氏は「言葉だけでは忘れてしまう。見せてもらえば記憶に残る。一緒にやらせてもらうと理解する」という“コーチングの極意”を再確認しました。大学で実践に移し、関西王者に返り咲いた(『心で見る』ベースボール・マガジン社)。