2014年03月27日
山笑う
三寒四温を繰り返しながら、少しずつ寒さが緩んできました。いつもの年ならば、福島の人々は、吾妻小富士を見つめるころです。中腹を包んでいた雪が解け、残雪が白いうさぎのような形を現すからだ。地元の人は親しみを込めて、「種まきうさぎ」などと呼び、“みちのくの春”の到来を知り、穀物の種を蒔く目安にしてきたそうです。
「山笑う」という春の季語があります。冬を耐え抜き、勝ち越えた春の山々は、「さあ、次は君たちの番だ!」と、勇気と希望の微笑みを届けてくれているかのようです。
「山笑う」という春の季語があります。冬を耐え抜き、勝ち越えた春の山々は、「さあ、次は君たちの番だ!」と、勇気と希望の微笑みを届けてくれているかのようです。