2014年03月04日
希望の火
ゲーテの『ファウスト』に、こんな場面があります。人を導く対話は難しいと嘆く書生に、ファウストは答えました。「心の底から出てこなくては、人の心に届かない」(池内紀訳)
心の奥底に宿した思いの深さは、本人が気づかずとも、自然と振る舞いににじみ出るものです。自分が燃えてこそ、友の心に希望の火をともすことができるのです。
心の奥底に宿した思いの深さは、本人が気づかずとも、自然と振る舞いににじみ出るものです。自分が燃えてこそ、友の心に希望の火をともすことができるのです。