2012年09月06日

イスタンブール

 “文明の十字路”トルコのイスタンブールをご存知ですか。「この街では、イスラム教徒もキリスト教徒もユダヤ教徒も(中略)同じ地域の人間として、ともに生きてきた」(野中恵子著『寛容なる都』)と。
 イスタンブールは1453年、オスマン人のコンスタンチノープル侵攻で生まれました。しかし、彼らは、キリスト教の都を破壊しませんでした。むしろ大切に保護し、その上に新たな文化を築いたのです。その為、王朝や国が変わっても繁栄を続け、さまざまな背景を持つ人々が共に暮らしてきました。今もイスタンブールには文化を大切にしようという心が息づいています。  

Posted by mc1460 at 14:06Comments(0)TrackBack(0)つぶやき