2012年06月19日
怒りの日記
インドのマハトマ・ガンジーが提唱した「怒りの日記」をご存じですか。ガンジーの孫のアルン・ガンジー氏が10歳の頃。肌の色を理由に差別と暴力を受けました。「目には目を」と怒りに駆られるアルン少年。この時、ガンジーが勧めたのが「怒りの日記」です。
怒りを感じることがあれば日記にすべてを書き出しなさいと。ただし、怒りを撒き散らし、増幅させるために書くのではない。自分が感じる怒りが、どこから来ているのかを理解し、解決の糸口を見いだすのだと。アルン少年は日記を通し、怒りを問題解決の力に変えていったそうです。(塩田純著『ガンディーを継いで』NHK出版)
怒りを感じることがあれば日記にすべてを書き出しなさいと。ただし、怒りを撒き散らし、増幅させるために書くのではない。自分が感じる怒りが、どこから来ているのかを理解し、解決の糸口を見いだすのだと。アルン少年は日記を通し、怒りを問題解決の力に変えていったそうです。(塩田純著『ガンディーを継いで』NHK出版)