2012年06月06日
多くの人に感謝
全盲ろうで東京大学教授の福島智さんがみえます。福島さんは9歳で失明、18歳で聴力を失いました。光と音のない世界――同じ境遇になれば誰もが孤独にさいなまれるはずです。
その孤立の闇に窓を開けたのはお母さんでした。お母さんは指をぽんぽんたたく、指点字という手法を考案しました。これは、点字の組み合わせを利用して指から指へ言葉を伝える方法だそうです。初めて通じた言葉は「さとしわかるか」だったそうです。
以来、福島さんは指点字を活用して努力を重ねました。そして、盲ろう者で初の大学進学を果たしました。さらに大学助教授、東大から学術博士号と、人生を開きました。福島智さんは、自身を陰で今も昔も支え続けてくれる多くの人に感謝し、バリアフリー分野の研究に携わり、ハンディと向き合う人の力になろうと行動しています。
その孤立の闇に窓を開けたのはお母さんでした。お母さんは指をぽんぽんたたく、指点字という手法を考案しました。これは、点字の組み合わせを利用して指から指へ言葉を伝える方法だそうです。初めて通じた言葉は「さとしわかるか」だったそうです。
以来、福島さんは指点字を活用して努力を重ねました。そして、盲ろう者で初の大学進学を果たしました。さらに大学助教授、東大から学術博士号と、人生を開きました。福島智さんは、自身を陰で今も昔も支え続けてくれる多くの人に感謝し、バリアフリー分野の研究に携わり、ハンディと向き合う人の力になろうと行動しています。