2019年02月22日

国民的ヒーロー

 世代を超えた“国民的ヒーロー”であることに異論はないだろう。テレビアニメ「それいけ! アンパンマン」が、放送開始から今年で30周年を迎えます。
 原作者のやなせたかしさんは21歳から26歳までを戦地で過ごしました。その中で、軍国主義の掲げる“正義”が、いとも簡単に覆っていくのを目の当たりにしたという。確固とした正義、信じられる正義とは何か――思索の末に行き着いた結論は「ひもじい人を助ける」ということでした。
 時代や国が変わろうと「困っている人には手を差しのべ、飢え死にしそうな人には食べものを分けてあげたいという気持ちは、共通のはず」と。この思いが、おなかをすかせた人に自分の顔をちぎって食べさせるアンパンマンの誕生につながったという(『絶望の隣は希望です!』小学館)納得!!  

Posted by mc1460 at 10:49Comments(0)TrackBack(0)つぶやき