2018年06月23日
強き一念の大切さ
強き一念の大切さを伝える、豊臣秀吉の“三日普請”の故事があります。吉川英治が『新書太閤記(二)』(講談社)に描きました。
主君・織田信長の居城・清洲城の壁が、暴風雨で崩れた時のこと。藤吉郎(秀吉)が修復工事を行う普請奉行になりました。が、前任の奉行が横やりを入れ、棟梁らは怠けてばかり。工事は遅々として進みません。
そんな中、藤吉郎は職人たちに、国が滅びる惨めさを語り、切々と訴えました。「国の興亡は、実はお城にあるわけじゃない(中略)お前らの中にあるのだ」。そして、自ら泥まみれになり、死に物狂いで働いた。彼の熱誠が、皆を総立ちにさせる。と。その結果、わずか3日で城壁を修復しました。
主君・織田信長の居城・清洲城の壁が、暴風雨で崩れた時のこと。藤吉郎(秀吉)が修復工事を行う普請奉行になりました。が、前任の奉行が横やりを入れ、棟梁らは怠けてばかり。工事は遅々として進みません。
そんな中、藤吉郎は職人たちに、国が滅びる惨めさを語り、切々と訴えました。「国の興亡は、実はお城にあるわけじゃない(中略)お前らの中にあるのだ」。そして、自ら泥まみれになり、死に物狂いで働いた。彼の熱誠が、皆を総立ちにさせる。と。その結果、わずか3日で城壁を修復しました。