2017年08月29日

トインビー博士

 複数の言語に精通していた歴史家のトインビー博士も、日本語にはなじみが薄かったそうです。それでも日本を訪れた折には、片言の日本語で道を尋ねようと試みていました(『回想録I』社会思想社)
 後年の池田SGI会長との語らいは、時に通訳を介さず、身振り手振りを交えて行われた。深遠で哲学的な内容に、通訳が立ち往生する場面もあったそうです。対談集『21世紀への対話』の英語版が完成して今年で41年。2人が「平和」という根本目的で一致していたからこそ、言葉の壁を乗り越え、今も世界の人々に英知の光を送り続けるのでしょう。
  

Posted by mc1460 at 11:52Comments(268)TrackBack(0)つぶやき