2017年08月21日

美しいというだけで植えられた訳ではない

 長野県の高原地域には、ダイコン畑の畝のあちこちに、オレンジ色のマリーゴールドが咲いているそうです。他の畑には、白い花弁のカモミールも見られます。
 これらの花は、美しいというだけで植えられた訳ではないそうです。ダイコンの脇に咲くアフリカマリーゴールドは、農作物への病害虫の繁殖を防ぐ。カモミールはキャベツ等の近くに植えると、同じ効果があるそうです。こうした、互いに良い影響を与える植物を「コンパニオンプランツ(共栄作物)」といいます。
 花が咲く姿は、それだけで美しいですが、自分が命を咲かせることで、他の何かを守り、助けていると思えば、一面の花々も、一層いとおしく思えます。
 マリーゴールドの花言葉は「生命の輝き」、カモミールは「逆境に耐える」であるそうです。  

Posted by mc1460 at 11:20Comments(194)TrackBack(0)つぶやき