2013年10月31日

シェフの話

 一人のシェフの話。彼は控えめな性格で、予約が取りにくいほどの人気店に発展させた立役者には見えません。彼の不変の原点は、「母の料理に負けないこと」です。無論、長年の修業で培った技量はあります。だが、母の家庭料理に込められた“大切な人のために”という愛情は、技術だけでは超えられない、と彼は考えます。
 本物になろうと志す人には、どんなものからも学ぼうとする求道心、謙虚さがあります。  

Posted by mc1460 at 11:33Comments(0)TrackBack(0)つぶやき