2016年06月15日
アフリカの子どもの日
歴史には常に転換点があります。南アフリカ共和国では1976年6月16日、アパルトヘイト(人種隔離)に対する国内外の怒りが爆発しました。
それは、黒人学生らのデモ行進(ソウェト蜂起)がきっかけでした。一方的な当局の教育方針に抗議した際、13歳の男子生徒をはじめ子どもたちが、警官隊の発砲の犠牲となったのです。
この事件以降、正義の行動が加速し、あしき政策は91年に完全撤廃されました。この日は現在、南アの祝日「青年の日」となり、アフリカ統一機構(現・アフリカ連合)によって「アフリカの子どもの日」と定められています。
それは、黒人学生らのデモ行進(ソウェト蜂起)がきっかけでした。一方的な当局の教育方針に抗議した際、13歳の男子生徒をはじめ子どもたちが、警官隊の発砲の犠牲となったのです。
この事件以降、正義の行動が加速し、あしき政策は91年に完全撤廃されました。この日は現在、南アの祝日「青年の日」となり、アフリカ統一機構(現・アフリカ連合)によって「アフリカの子どもの日」と定められています。