2015年12月17日
「驚かされる」と「驚く」
武道家にとって、「驚かされること」は最も避けるべき状況の一つといわれています。理由として、心身の能力が著しく低下してしまうからで、それに対処するには、普段から「こまめに驚くこと」だと、武道家でもある思想家の内田樹氏が述べています(『街場の憂国会議』晶文社)
「驚かされる」に対し、「驚く」は能動的な振る舞い。普段から微小な変化に細かく反応することで、いざという時に、それほど驚かされずに済むと述べています。
「驚かされる」に対し、「驚く」は能動的な振る舞い。普段から微小な変化に細かく反応することで、いざという時に、それほど驚かされずに済むと述べています。