2015年06月13日
バナナを食べる
サッカーの歴史は、暴力と差別との戦いの軌跡でもあります。昨年4月、スペインでこんなことがありました。
「バルセロナ」に所属するブラジル代表のダニエウ・アウベス選手に、試合中、人種差別の悪意を持った観客からバナナが投げ入れられました。すると同選手はそれを拾い上げ、悠然とほお張った。見事な機転と知恵で、愚かな差別行為を葬ったのです。
このプレーに世界が喝采を送り、ネイマール(ブラジル)、アグエロ(アルゼンチン)ら名手がバナナを食べるなどして連帯を表明しました。「私たちはみんな同じ」と。
「バルセロナ」に所属するブラジル代表のダニエウ・アウベス選手に、試合中、人種差別の悪意を持った観客からバナナが投げ入れられました。すると同選手はそれを拾い上げ、悠然とほお張った。見事な機転と知恵で、愚かな差別行為を葬ったのです。
このプレーに世界が喝采を送り、ネイマール(ブラジル)、アグエロ(アルゼンチン)ら名手がバナナを食べるなどして連帯を表明しました。「私たちはみんな同じ」と。