2015年04月06日
進みながら強くなる
事業の失敗で大借金を抱えた作家のバルザックは苦境を乗り越えたとき、あるラテン語を標語にしていました。「進みながら強くなる」です。
仏文学者の鹿島茂氏も、この言葉に出あい、執筆の準備ばかりにこだわって苦しんでいた自分の励みにしたという。「完璧主義で、強くなってから進もうと考えて下準備ばかりしていたのでは、強くなったと思ったときには、もうすべてが終わっている」と(『忘れられない、あのひと言』岩波書店)
仏文学者の鹿島茂氏も、この言葉に出あい、執筆の準備ばかりにこだわって苦しんでいた自分の励みにしたという。「完璧主義で、強くなってから進もうと考えて下準備ばかりしていたのでは、強くなったと思ったときには、もうすべてが終わっている」と(『忘れられない、あのひと言』岩波書店)