2015年04月13日
縄文時代に学ぶ
青森・八戸で発掘された国宝「合掌土偶」を知っていますか。これは女性の座像で、真剣に祈る姿に似ています。不安を克服して生きるための「祈り」が込められていると言われています。
又、9000年前の青森・中野平遺跡からは大型の竪穴住居跡が発掘された。これは、住居というより座談や祭礼などの集会所として使われたと推測されています。
縄文時代は1万年間、戦争がなかった時代として知られています。E・H・カーは、歴史とは「現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話」(清水幾太郎訳『歴史とは何か』岩波新書)と述べています。紛争と分断の近現代史を生きる私たちは、「祈り」と「座談」という太古のメッセージから、平和を願い、助け合って生きる人間の原点を学び取りたいものです。
又、9000年前の青森・中野平遺跡からは大型の竪穴住居跡が発掘された。これは、住居というより座談や祭礼などの集会所として使われたと推測されています。
縄文時代は1万年間、戦争がなかった時代として知られています。E・H・カーは、歴史とは「現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話」(清水幾太郎訳『歴史とは何か』岩波新書)と述べています。紛争と分断の近現代史を生きる私たちは、「祈り」と「座談」という太古のメッセージから、平和を願い、助け合って生きる人間の原点を学び取りたいものです。