2014年01月15日

ドッグイヤー

 今年も既に15日となり、残り350日となりました。「ドッグイヤー」という言葉をご存知ですか? 犬は人の7倍の速さで成長することから、1年が7年分の速さで進むような、現代社会の変化の激しさを例えたものです。
 この「変化」について「二つの、似て非なる側面」があると、東京大学社会科学研究所の玄田有史教授は語っています(『希望のつくり方』岩波新書)。それは「変わる」変化と、「変える」変化。前者が、変化を待つ姿勢なのに対して、後者は、自らの行動を通して変化を起こそうとする説です。
 今、多くの人が「変化」を期待しています。だが、「変わる」変化を求めがちになっていないか、と玄田教授は指摘しています。  

Posted by mc1460 at 11:41Comments(1)TrackBack(0)つぶやき