2013年05月09日
黒糖
あす5月10日は「黒糖の日」です。これは沖縄で、2010年に県産黒糖の振興のため、5(こく)と10(とう)の語呂に合わせ、制定されました。
沖縄で黒糖が作られるようになったのは、1623年の琉球王朝時代です。当時の琉球は、海外交易の衰退、薩摩の侵攻などにより、王国は存亡の危機にあり、住民の生活は困窮を極めていました。「産業を興し、人々の生活を豊かにしたい」。当時、琉球王府の要職にあった儀間真常は、サトウキビに着目し、中国から製糖法を学び、普及させました。その後、黒糖は琉球の一大輸出品として経済を潤す生産品となったのです。390年を経た現在でもサトウキビ栽培は沖縄の主要な産業の一つです。黒糖は、沖縄の民衆の命を守り続けてきたのです。
沖縄で黒糖が作られるようになったのは、1623年の琉球王朝時代です。当時の琉球は、海外交易の衰退、薩摩の侵攻などにより、王国は存亡の危機にあり、住民の生活は困窮を極めていました。「産業を興し、人々の生活を豊かにしたい」。当時、琉球王府の要職にあった儀間真常は、サトウキビに着目し、中国から製糖法を学び、普及させました。その後、黒糖は琉球の一大輸出品として経済を潤す生産品となったのです。390年を経た現在でもサトウキビ栽培は沖縄の主要な産業の一つです。黒糖は、沖縄の民衆の命を守り続けてきたのです。